手数料が安い主要3社のフリマアプリ
引っ越し等によって出てきた不要品を処分する方法の一つとして、フリマアプリが注目されています。フリマアプリを提供する会社にはPayPayと楽天、メルカリの3社がありますが、実際に利用するには手数料がかかります。ここでは、フリマアプリ利用時にかかる手数料を説明するとともに、3社が提供するフリマアプリの中で最も手数料が安いサービスをご紹介します。
フリマアプリを利用する際にかかる手数料
フリマアプリは、売りたい商品を運営会社を通じて出品し、その商品を買いたい人に対して直接販売する仕組みを採用しています。しかし、フリマアプリを利用して販売を行うためには、運営会社が指定した手数料を支払う必要があります。出品を希望する人が支払う手数料は、売買取引が成立した時に生じる販売手数料と商品の売上を現金化する振込手数料の2つが該当します。販売手数料は販売者が指定した金額に応じて割合によって設定される金額で、振込手数料は銀行口座に振り込まれた売上金額を引き出す際にかかります。
販売関係の手数料を運営会社ごとに比較
PayPayフリマとしてリリースしているPayPayの場合、販売手数料は商品価格の5パーセント、振込手数料は1回100円で、PayPay銀行を受取口座に指定すると無料になります。ラクマという名称で運営している楽天の場合、販売手数料は6パーセントとなり、振込手数料は1回210円ですが、楽天銀行を受取口座として指定し、1万円以上の売上があるケースでは無料です。3社の中で唯一傘下に銀行がないメルカリは、販売手数料は商品価格の10パーセント、振込手数料は1回200円に設定されています。ただし、銀行指定日よりも早い期間で振り込み可能な「お急ぎ振込」を申請すると、振込手数料は400円に上がります。販売手数料と振込手数料を合わせた手数料に関しては、PayPayが最も安い金額に設定していると言えるでしょう。
販売手数料及び振込手数料ともにPayPayが最安値
不要品処分に活用されるフリマアプリはPayPayと楽天、メルカリという3社が知名度の点で優れています。商品を出品して販売し、実際に売上金を手にするには商品価格に応じてかかる販売手数料と売上金額を現金化する振込手数料が必要です。主要3社を手数料の観点から比較した場合、販売手数料、振込手数料ともにPayPayが最安値と言えるでしょう。